DX化で、教職員の負担を軽減!
EDIX大阪2025で見られる製品・サービスとセミナー特集
校務・業務のDX化(デジタルトランスフォーメーション)は、教育機関における業務プロセスをデジタル技術を活用して効率化・最適化する取り組みです。教職員の負担を軽減し、教育の手法や手段を最適化することで、教育の質の向上に繋がります。
本記事では、2025年6月に開催するEDIX大阪に出展予定の製品・セミナーをピックアップしてご紹介いたします。
■デジタル教科書ポータル
製品名:EduHub(エデュハブ)
企業名:TOPPAN株式会社
「EduHub」は、複数社の教科書を一つのEduHub本棚から開くことができる機能でシームレスな学びを実現するサービスです。児童生徒のアカウント情報をEduHubに読み込むことでユーザー登録作業を1回に集約でき、業務負荷を大幅軽減します。各種学習サービスとの連携も視野に、スムーズなデジタル学習や教育DXを実現します。
■学習活動端末支援Webシステム
製品名:SKYMENU Cloud
企業名:Sky 株式会社
1人1台端末でご活用いただける、クラウド対応の学習活動端末支援Webシステムです。「発表ノート」や「気づきメモ」「ポジショニング」「シンプルプレゼン」などの学習活動をサポートする機能を搭載。さらに「電子連絡板」や「保護者向け連絡オプション」など、校内の情報共有や家庭と学校をつなぐ仕組みなども活用いただけます。
■特許出願中!最高最強の校務支援システム
製品名:BUDDY
企業名:株式会社 開拓塾
日本の教育の未来を変えるべき校務プログラムです。各自治体の教育委員会を本社と見立て、全ての小中学校を網羅する「リアルタイムクラウド型一元管理システム」を構築。出欠席、あらゆるテストデータも各生徒別だけでなく、中学校の教師別平均点なども瞬時に計算します。どの学校のどのクラスは欠席が多いのかも即時に把握できます。
■教務課の残業を減らす業務支援ツール
製品名:時間割自動生成ツール
企業名:株式会社アルファシステムズ
レイトスペシャリゼーションや副専攻制度を考慮した時間割編成を簡単に実現します。「教員からの要望」の収集から時間割を自動生成、生成後の調整までWebシステムで一貫して実施可能です。これまで負担が大きかった様々な教員の要望や授業の条件等の調整も、本ツールで簡単に時間割に反映できます。
■進路指導者必見!「進路指導DX」システム
製品名:Handy進路指導室
企業名:ハンディ株式会社
高校の進路指導室向け「進路指導DX」システムです。
「紙」の求人票や推薦状を完全無料でデジタル化。紙面上の求人情報や、大学や学部ごとに様式が異なる推薦要項を、AIが自動的に認識し、募集人数・必要評定などの情報を自動で抽出します。
さらに、学内専用の求人/推薦状検索システムや掲示用の一覧表も簡単に作成できます。
Webサイトでは、随時出展企業・製品がアップデートされています。
その他の製品・サービスの検索は、下記から可能です。
■注目のセミナー3選
教育DX・データ利活用の現状と今後
GIGAスクールの進展によるデジタル学習環境が定着しつつある中、学校現場や教育行政において教育データ利活用への注目が高まっている。我が国の最新の政策動向等を踏まえて、教育DXとデータ利活用の現状や課題、今後の取組のポイント等をご紹介する。
AIが教育を変える!~学びの主導権は誰の手に?~
急速に進化するAIエージェントが教育現場に与える影響と、学びの主導権がどのように移り変わるのかを探る。2022年末のChatGPT3.5(IQ約64)から、2024年にはIQ133のAIが登場し、2025年には大学入試で高得点を記録するなど、AIの知能は飛躍的に向上。生成AIはレポートや論文の自動生成、資料収集、プレゼン資料作成、さらには個別最適化学習を実現する。一方で、AIの答えは必ずしも正確とは言えず、人間の創造性や倫理的判断と組み合わせることが求められる。未来の教育像と、人間とAIが共に切り拓く新たな学びの可能性を共に議論していく。
次世代の学びとデジタル学習基盤の更新
〜報告書を読み解く!〜
令和6年5月~10月に「文部科学省次期ICT環境整備方針の在り方ワーキンググループ(WG)」が開催され、報告書まとめが作成された。この報告書をもとに、次世代の学びにおけるデジタル学習基盤の在り方や更新および整備のポイントについて議論をすることで、自治体や教育関係者に向けて、ICT環境の整備に関する重要な示唆を提供し、今後の計画策定に活かしてもらうことを目的とする。
また、現在、次年度のICT環境整備に向けて主要な3つのOSがそれぞれPRを展開し、教育分野におけるデジタル基盤の更新が進められている。WG委員もこのPR活動に出演し情報発信の役割を担っているが、委員は次世代のICT環境全体の推進者であるという重要な立場にあることから、OSの枠を超えてクラウドバイデフォルトの学びの有用性を伝える。本セミナーでWG委員の実務経験や議論の経緯をもとに、教育現場の実情に即したICT環境整備のあり方について、示唆に富んだ議論を展開する場を提供する。
本セミナーでは、OS間の競争を超え、「いかにして子供たちの学びを支えるデジタル環境を適切に更新していくか」に焦点を当てたい。次期ICT環境整備の在り方を検討する中で、委員が議論した整備のポイントや課題を自治体や教育関係者が今後の施策に活かせるように知見を共有することを目的としたい。
上記のほか30講演以上のセミナーを3日間で開催します。
来場にあわせて、セミナーもご活用ください。
■第8回 EDIX(教育総合展)大阪 開催概要
会期:2025年6月11日(水)~13日(金)
時間:10:00~17:00
会場:インテックス大阪
主催:EDIX実行委員会(企画運営:RX Japan株式会社)
社数:120社
入場料:無料(会場へのご入場には、来場登録(無料)が必要です)
※本記事の掲載情報は2025年5月19日時点の情報です。
※出展社数は出展契約企業に加え、共同出展するグループ企業・パートナー企業数も含む。最終見込み数字であり、開催時には増減の可能性があります。
EDIXとは
学校・教育機関、企業の人事・研修部門など教育に関わる方に向けた日本最大の展示会です。
年に2回、東京・関西で開催をしています。
来場に興味のある方は下記から詳細をご確認ください。