知っておきたい!「AI・生成AI」×教育現場
EDIX大阪2025で見られる製品・サービスとセミナー特集
教育現場でのAI活用は、さまざまな形で進んでいます。
個別学習の支援や事務業務の効率化、教育環境の整備など・・・教育の質を向上させ、教師の負担を軽減し、学習体験をより豊かにする可能性を秘めています。
本記事では、2025年6月に開催するEDIX大阪に出展予定の製品・セミナーをピックアップしてご紹介いたします。
■授業における協働学習や校務の効率化
製品名:Google Workspace for Education
企業名:グーグル合同会社
先生と児童生徒の双方向のコミュニケーションを実現する Google Classroom をはじめとしたさまざまなアプリケーションを利用でき、授業における協働学習や校務の効率化を図れます。ブースでは、AIを活用した最新のツールや個別最適な学びに取り組む全国の教育委員会・学校の活用事例の紹介やAI Geminiをお試しいただけるハンズオンもご用意しています。
■教育×AIで学習の質を向上!ラーニングAIソリューション
製品名:Teacher's Copilot
企業名:株式会社 デジタル・ナレッジ
教育者・研修担当・講師の方々を生成AIでトータルサポート!
教材作成支援…既存の教材を生成AIに登録することでテスト問題やまとめテキストを自動生成します。
学習支援・効率化…24時間365日の質問対応や、学習者への適切なアダプティブ指導が行えます。
語学訓練…AI講師が発音の適切度を判定、いつでもどこでも語学の発話訓練が可能です。
■簡単で楽しく学習!2DメタバースベースのAI EdTechツール
製品名:ZEP QUIZ
企業名:ZEP
ZEP QUIZは2DメタバースベースのAI EdTechツールで、アバターを利用したクイズサービスをお楽しみいただけます。学習意欲を高める多様なマップおよびゲーム要素と、AI問題作成機能で簡単に作成できるクイズで学生・先生の両方にとって魅力的なサービスです。
学習レポート機能を通じて個別の学習状況の分析やフィードバックも行えます。
■利用生徒数110,000名突破!生きる力を育む成長支援サービス
製品名:Edv Path(エデュパス)
企業名:Edv Future 株式会社
最短5分で生徒一人ひとりのEQ(心の知能指数)やGRIT(やり抜く力)を数値化し、データとして蓄積。取得したデータをもとに、学級全体の状況や個別の生徒の困り感を可視化し、教員に対して適切な支援方策をレコメンドすることで、生徒指導をDX化し学級の心理的安全性などを向上できます。
AIが「総合的な探究(学習)の時間の評価」や「総合所見」の叩き台も作成します。
■自分ひとりでデスクワークを自動化
製品名:AI/ナビ搭載 業務自動化RPA RKシリーズ
企業名:株式会社 キーエンス
プログラミングの知識や経験がなくても、利用できるRPAツールです。 業界初のAI機能を搭載しており、使い勝手もアップ。
ExcelやWord、フォルダ、任意のアプリなどのデータを取り出したい項目を選び、操作手順を決め、あとはナビに沿ってクリックするだけで設定が完了。感覚的に簡単に、わずか2ステップでシナリオが作成できます。
Webサイトでは、随時出展企業・製品がアップデートされています。
その他の製品・サービスの検索は、下記から可能です。
■注目のセミナー3選
AIが教育を変える!~学びの主導権は誰の手に?~
急速に進化するAIエージェントが教育現場に与える影響と、学びの主導権がどのように移り変わるのかを探る。2022年末のChatGPT3.5(IQ約64)から、2024年にはIQ133のAIが登場し、2025年には大学入試で高得点を記録するなど、AIの知能は飛躍的に向上。生成AIはレポートや論文の自動生成、資料収集、プレゼン資料作成、さらには個別最適化学習を実現する。一方で、AIの答えは必ずしも正確とは言えず、人間の創造性や倫理的判断と組み合わせることが求められる。未来の教育像と、人間とAIが共に切り拓く新たな学びの可能性を共に議論していく。
AI と教育の未来 - Google for Education と築くこれからの学び
GIGA スクール構想の推進により、教育現場は大きく変わりつつあるが、AI 時代の到来は教育にさらなる変革をもたらしている。本講演では、GIGA スクール構想で多くの自治体に選ばれる Google for Education が考える AI と教育の可能性、そして日本の子どもたちが AI 時代をリードし、自身の可能性を最大化することをサポートする Google の最新ソリューションについてお話しする。
人工知能時代にあるべき学校の姿
AI技術の飛躍的進化に伴い、学校教育は大きな転換期を迎えている。本講演では、中央教育審議会の臨時委員として学習指導要領改定に携わり、AIドリル「Qubena」を開発してきた経験を基に、テクノロジーと人間の役割分担や教育現場が果たすべき使命を論じる。また、校長や教育CIOとして培った知見を交え、AI時代の学習環境整備と新たな教育モデルの可能性を探る。最後に、これからの学校のあるべき姿を提言する。
上記のほか30講演以上のセミナーを3日間で開催します。
来場にあわせて、セミナーもご活用ください。
■第8回 EDIX(教育総合展)大阪 開催概要
会期:2025年6月11日(水)~13日(金)
時間:10:00~17:00
会場:インテックス大阪
主催:EDIX実行委員会(企画運営:RX Japan株式会社)
社数:120社
入場料:無料(会場へのご入場には、来場登録(無料)が必要です)
※本記事の掲載情報は2025年5月19日時点の情報です。
※出展社数は出展契約企業に加え、共同出展するグループ企業・パートナー企業数も含む。最終見込み数字であり、開催時には増減の可能性があります。
EDIXとは
学校・教育機関、企業の人事・研修部門など教育に関わる方に向けた日本最大の展示会です。
年に2回、東京・関西で開催をしています。
来場に興味のある方は下記から詳細をご確認ください。