知っておきたい!「AI・生成AI」×教育現場
EDIX東京2025で見られる製品・サービスとセミナー特集
教育現場でのAI活用は、さまざまな形で進んでいます。
個別学習の支援や事務業務の効率化、教育環境の整備など・・・教育の質を向上させ、教師の負担を軽減し、学習体験をより豊かにする可能性を秘めています。
本記事では、2025年4月に開催するEDIX東京に出展予定の製品・セミナーをピックアップしてご紹介いたします。
■学校教育に特化した生成AIクラウド
製品名:スタディポケット for TEACHER,スタディポケット for STUDENT
企業名:スタディポケット株式会社
教職員向けクラウドサービス「スタディポケット for TEACHER」は、教師の業務負担軽減や授業準備の効率化、創造的な指導実践を支援。児童生徒向け学習支援サービス「スタディポケット for STUDENT」は「答えを直接教えないAI」による対話型の学習支援で自ら考える力を育みます。
■生成AIを用いた大学事務業務DX
製品名:学校業務支援生成AIサービス
企業名:株式会社キャリタス
「ChatGPT」などのAIプログラムを直接利用する場合、 ユーザーがプロンプトにプログラミング並みの工夫を加えなければ、良い結果が得られない場合があります。予め目的に合わせてユーザーの入力項目を絞り込み、 更に内部でAIエージェントが最適な結果が得られるようプロンプトの追加を行うことで、より目的に合った結果を得ることができます。
■生徒のキャリアデザインを支援するAIツール
製品名:NOLTYスコラ 副担任mirAI
企業名:NOLTYプランナーズ
mirAI先生と生徒がチャット形式で対話をすることで、これまでの経験やキャリア観など、生徒の思考を深掘りします。チャットで発散した情報を体系立てて整理し、その内容をもとに生徒自身で志望理由書を作成。この作成過程においてもアドバイスを受けることができます。校正を受けて担当の先生に提出されるため、先生の添削作業が大幅に削減されます。
■学生の提出物・学術論文のAI生成や剽窃を検出
製品名:Copyleaks
企業名:コレオス株式会社
学生の提出物や学術論文などの剽窃(盗用)、AI生成が疑われる部分を、高精度で検出するツールです。 AI技術により、チェック対象の文書をアップロードするだけで類似性が認められる部分、AIによる生成が疑われる部分を、文書上に直接ハイライトして分かりやすく示し、さらにどの文献のどの部分と類似しているかまでも、詳細にお知らせします。
■AIカメラを用いた新しい暑熱対策!
製品名:暑熱対策AIカメラ「カオカラ」
企業名:株式会社ポーラメディカル
カメラに顔をかざしボタンをタップすることで暑熱対策の気づきを約3秒でお知らせします。ポーラ・オルビスグループが長年の化粧品開発で培った顔解析のノウハウを活かし、専用に学習されたAIが、顔からわかる顔色・表情・発汗などの状態と、外気温や湿度などの外的要因を統合して4段階で管理者、使用者にリスクをお知らせします。
Webサイトでは、随時出展企業・製品がアップデートされています。
その他の製品・サービスの検索は、下記から可能です。
■注目のセミナー3選
AIが教育を変える!~学びの主導権は誰の手に?~
急速に進化するAIエージェントが教育現場に与える影響と、学びの主導権がどのように移り変わるのかを探る。2022年末のChatGPT3.5(IQ約64)から、2024年にはIQ133のAIが登場し、2025年には大学入試で高得点を記録するなど、AIの知能は飛躍的に向上。生成AIはレポートや論文の自動生成、資料収集、プレゼン資料作成、さらには個別最適化学習を実現する。一方で、AIの答えは必ずしも正確とは言えず、人間の創造性や倫理的判断と組み合わせることが求められる。未来の教育像と、人間とAIが共に切り拓く新たな学びの可能性を共に議論していく。
デジタル学習基盤を活かした授業づくり 〜個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実のために〜
各教科等の指導において、 思考力・判断力・表現力等の高次な資質・能力の育成が求められている。一方これまで入試等のために重視されてきた個別の知識 技能の指導は、 急速に動画やAIドリルによる学習への転換が進んでいる。 そこで今後、 高次な資質能力の育成のために、 子供一人一人が個別にも協働にも学ぶ探究的な学習を行うことがポイントとなる。 実現にはデジタル学習基盤が欠かせない。こうした授業はこの一年間で急速に進化しており、そのポイントを述べる。
人工知能時代にあるべき学校の姿
AI技術の飛躍的進化に伴い、学校教育は大きな転換期を迎えている。本講演では、中央教育審議会の臨時委員として学習指導要領改定に携わり、AIドリル「Qubena」を開発してきた経験を基に、テクノロジーと人間の役割分担や教育現場が果たすべき使命を論じる。また、校長や教育CIOとして培った知見を交え、AI時代の学習環境整備と新たな教育モデルの可能性を探る。最後に、これからの学校のあるべき姿を提言する。
上記を含む40講演以上のセミナーを3日間で開催します。
来場に合わせて、セミナーもご活用ください。
■第16回 EDIX(教育総合展)東京 開催概要
会期:2025年4月23日(水)~25日(金)
時間:10:00~18:00 (最終日のみ17:00終了)
会場:東京ビッグサイト 南展示棟
主催:EDIX実行委員会(企画運営:RX Japan株式会社)
社数:350社
入場料:無料(会場へのご入場には、来場登録(無料)が必要です)
※本記事の掲載情報は2025年3月21日時点の情報です。
※出展社数は出展契約企業に加え、共同出展するグループ企業・パートナー企業数も含む。最終見込み数字であり、開催時には増減の可能性があります。
EDIXとは
学校・教育機関、企業の人事・研修部門など教育に関わる方に向けた日本最大の展示会です。
年に2回、東京・関西で開催をしています。
来場に興味のある方は下記から詳細をご確認ください。