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EDIX関西 来場者インタビュー2 伊万里市小中学校校長会(佐賀県)
~学校から教育長へ働きかけ、EDIXに来場した伊万里市。現場の学校・校長がEDIXへ参加する目的や意義とは~

EDIX関西 来場者インタビュー2
伊万里市小中学校校長会(佐賀県)
~学校から教育長へ働きかけ、EDIXに来場した伊万里市。
現場の学校・校長がEDIXへ参加する目的や意義とは~


(EDIX関西2022 展示会場にて 左からEDIX事務局 神田百合野、伊万里市立東山代小学校 校長 北原成之氏、EDIX事務局 木村薫)

多数の自治体・教育委員会の方々にお越しいただいたEDIX関西。伊万里市からは校長会から5名がご参加され、そのうちの一人である伊万里市立東山代小学校 校長 北原氏にインタビューを実施しました。北原氏自ら教育長に働きかけ、EDIXの来場を実現させた背景や来場した意義・ご感想について、お伺いしました。


課題は「デジタル化の推進」と「教員の業務改善」。課題解決のために、出張予算を確保してEDIX関西に参加

事務局:今回、ご来場された経緯を教えていただけますか?

北原氏:学校のICT環境のソフト面を充実させるために、AIデジタル教材、勤怠管理、特別支援教育関係のソフトを探しに来ました。
実は、佐賀県では全国に先駆けてICT環境の整備に取り組んできました。県内で一番遅れていた伊万里市でも平成27年には普通教室への高速無線LAN、大型提示装置などは整備が終了していました。しかし、1人1台端末の配備が遅れたため、近隣の自治体と比較すると、「デジタル技術を活用した教育技法」や「教員を含めた児童・生徒のデジタルスキル」、「教職員の人事等にも影響」するなどの新たな課題に苦慮してきました。
何とかハード面の整備をすべて終えましたので、先の課題を生かし、EdTechを活用して教員が働きやすく、子どもたちが学びやすくなるような環境の構築を考えています。このような背景から「デジタル化の推進」と「教員の業務改善」という課題の解消について、EDIXに行けば何かよいヒントを得られるのではないかと感じ、来場することを決めました。

事務局:
平日にこのような展示会に足を運ぶことが難しいとおっしゃる自治体の方もいらっしゃいます。そんな中、北原校長は教育長へ直接働きかけて出張予算を確保し、来場することができたと伺いました。

北原氏:
伊万里市では、各学校の校長裁量で使用できる、児童生徒に還元することを趣旨とした“魅力ある学校づくり予算“というものがあり、今回はそれを活用して来ることができました。
本来は旅費では承認されない予算ではあるのですが、教育長、教育委員会の方々に、EDIXに現場の校長が参加することの意義や効果について訴えたところ、許可が下りました。
教育長からは「EDIXで見聞きした情報を今年検証し、次年度以降は他の学校にもぜひ共有してほしい。できれば、校長会からも何人か参加させることができないだろうか」という言葉をいただきました。
現在、伊万里市では校長会と教育委員会が協働して、デジタルスキル研修会の実施やアプリの導入などデジタル化推進のための取り組みを行っております。そのような関係性の中で、私を含め校長会から5名がEDIXの会場に来ています。


はじめてのEDIXはワクワク!一度に各社の比較ができるのはEDIXのよさ

事務局:実際に、会場をご覧になってみていかがでしたか?

北原氏:
以前からEDIXのことは知っていたのですが、実際に会場に足を運んだのは今回が初めてです。まず感じたのはワクワクでした。いちから探さなくていいし、多くの企業を一度に比較ができるため、とても参考になりました。出展企業のブースでは自社製品の特長や事例など、説明も受けられるので、各社の製品を比較しやすいですね。
最新の製品やトレンドが見られたのもよかったです。先進校の視察で費用をかけるよりEDIXに参加する方が、はるかにメリットがあると思います。他の都道府県の状況も分かりますし。セミナーでは現時点での国や企業の最新情報を得られるのも良いですね。
会場には、学校向けに努力している企業がたくさんいらっしゃいます。そうした企業の方々とのつながりができるというのも、EDIXの良さだと思います。

事務局:今回のEDIXではどちらを中心にご覧になりましたか?

北原氏:
今、特別支援学級が増えているため、教職員は支援計画・指導計画の作成で業務過多になっています。このあたりの業務軽減・効率化できるものを拝見しました。他には、保護者の方も使いやすい欠席連絡アプリ、職員の勤怠管理等も、比較して見てきました。あとはAI学習や自宅学習など、オフラインでも使えるものを探したりしました。

事務局:
その中で、導入したいものは見つかりましたか?

北原氏:
欠席連絡、特別支援・指導計画作成、 AIドリル 学習、保護者とのSNS連絡アプリを導入したいですね。できるだけ小・中学校で同じものを使いたいです。小学校で使用したものをそのまま中学校でも使えた方が、保護者の負担もなくスムーズだと思います。また、AIドリルによって校納金の削減も可能になるかと期待しています。早速、校長会で教育委員会にも情報を共有して、伊万里市全体で同じものを導入できればと考えています。
 


事務局:
EDIXにご参加いただいたうえで、EDIXへ参加することの意義をお聞かせいただけますか。

北原氏:
EDIXは学校から1人で来るだけでなく、校区内の学校の方も一緒に来た方がより価値をあげられると思います。会場でいろいろなものを目の当たりにして、「来年はこういうことをしたい!やらなければならない!」と刺激を受けました。
今回は現場を代表して校長会から参加しましたが、ぜひ、教育委員会の方にも参加してほしいですね。地方にいると情報は特定の場所からしか入ってこないので、このような場はとても重要です。伊万里市の教育に関わる方全体でEDIXの参加を推進していきたいですね。


地方にいる人こそ、こういった場所を活用して情報収集・課題解決のヒントを探すべき

事務局:最後に、同じような悩みを抱える自治体の方へのメッセージをお願いします。

北原氏:
私は伊万里市の子どもたちが地元・県外・国外どこに出て行っても、社会に対応し、活躍できるようになってほしいと思っています。そんな中、本市で経験した教育のデジタル化で生じる公立学校における地域間、学校間の格差は早急に解消しなければならない。そのために最新のデジタル情報を得たいと思い、EDIXに参加しました。
既習の研修会や研究大会とは違い、EDIXのセミナーでは、文部科学省はもちろん、最先端の業種や分野で活躍しているリーダーの話も聞くことができます。「これからの社会や学校教育はどうなるのか」「子どもたちには具体的にどのようなスキルが必要になるのか」など、同僚、子どもたちや保護者に教育の未来を語るヒントを学ぶことも可能です。
また、出展企業との商談では、最新のツールについての詳細が知れますし、現場ですぐに使えるツールがここにはたくさん用意されていますので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

 


EDIXとは
学校・教育機関、企業の人事・研修部門など教育に関わる方に向けた日本最大の展示会です。
年に2回、東京・関西で開催をしています。
 

来場に興味のある方は下記から詳細をご確認ください。