教育 総合展
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EDIX直前緊急企画 注目の出展社インタビュー2 今年のMicrosoftブースの見どころは?
日本マイクロソフト 執行役員 文教営業統括本部長 中井 陽子氏

EDIX直前緊急企画 注目の出展社インタビュー2
今年のMicrosoftブースの見どころは?
日本マイクロソフト 執行役員 文教営業統括本部長 中井 陽子氏


(日本マイクロソフトオフィスにて 左からEDIX事務局 花籠良/日本マイクロソフト 中井陽子氏)

いよいよ、EDIX東京(5月11日[水]~13日[金]/東京ビッグサイト)、EDIX関西(6月15日[水]~17日[金]/インテックス大阪)が開催されます。開催を目前に控え、EDIX東京、EDIX関西に出展する注目の企業2社に今年の見どころを伺いました。
 

今回は日本マイクロソフト 執行役員 パブリックセクター事業本部 文教営業統括本部 統括本部長 中井陽子氏とMicrosoft EducationのチームメンバーのみなさんにMicrosoftの目指す児童・生徒、そして先生たちのためのソリューションやEDIXのみどころ、講演内容についてお話しを伺いました。


ICT教育のポイントはリーダー層がいかにサポートするか

Q.GIGAスクール構想やコロナで、全国の小・中学校に1人1台端末が整備されるなど、教育環境は大きく変わってきました。このことについて、所感をいただけますでしょうか。

2020年初頭から世界中でCovid19を原因とした休校を経て、今世界の学校教育ではオンラインを使ったハイブリッド教育が主流になってきています。オンラインを使うことのメリットデメリットを各教育機関が学んだ結果、教育においてもいかに生徒そして教員のウェルビーイングというものを目指していくかというのが、マイクロソフトの目指すところです。ウェルビーイングとは、身体的そして精神的な健康・幸福感を指します。

日本の小・中・高校でもこのテーマに大変関心が高くなってきていると思います。今、対面に戻ってはきましたが、それでも ICT が入ったことで、ICTを使った授業と通常の授業のハイブリッド型にシフトしてきています。そうした中で、今までにはなかった ICT のメリットというのが享受できるタイミングに来ています。

今回、ウェルビーイングというテーマを持ってというのは、もちろん教育においてまず第一にアカデミックな学習の達成というところは大切です。しかし、今コロナの新しい環境の中で、 ICT を使うことによって、今いる児童・生徒の幸福感だとか、心身ともに健康な状態で学習に臨めるかというところこそ、ICTの力が発揮できるところだと思います。

そして、このICTを活用したハイブリッドな教育環境の定着化において、世界各国でわかってきているのは、リーダーシップ層が ICT を使った教育をどれだけしっかりとサポートしていくのか、支援していくのかという部分も欠かせないように思います。たとえば県をあげて、あるいは市をあげて、しっかりコミットしたところは早く始まっていると感じられます。


GIGAスクール構想における4つの強み

Q.これからは、1人1台端末をいかに活用していくかがポイントとなりますが、この点で、マイクロソフト社の強みは何になりますでしょうか?

マイクロソフトの強みは4つあります。
1つ目はセキュアなクラウドサービスです。Microsoft 365 Education は基本的にはゼロトラストベースでの提供が可能です。
現在、文部科学省がガイドラインで提唱されているものをしっかりと実現でき、学務も教務も校務もすべてフルクラウド上で 1 台のパソコンでしっかりと安全な環境でできます。

端末は先生が考えながら別々のものを使うというのは困ると思います。教室はこのパソコンで、職員室ではこのパソコンと 2 台をどうやって使い分けるか、普通の社会人でも2台持ちは大変辛いです。
それを 1 台でできるためには、先生たちが「これは安全なの?安全じゃないの?」と気にせず使える必要があります。そうした環境を提供できるのが Microsoft 365 Education の強みです。

2つ目がアクセシビリティと学習効果の向上です。アクセシビリティ向上についてマイクロソフトはかなり早くから着手をしてきました。長期的にみて ICT を使うことのメリットは、様々な困難を抱えた児童・生徒たちの学習の補助ができることです。そうした補助機能が標準で入っているところが、Microsoft 365 Education の強みです。たとえばイマーシブリーダーという Microsoft 365 Education に標準で搭載されている読み上げ機能は、生徒の読解力を補助し、理解を深めるための支援ツールです。このような生徒たちの学習の進捗を支援し、より学習効果を高めるツールが標準で搭載されています。この背景にはマイクロソフトが長年にわたり教育市場に教育技術を提供してきた中でわかってきた事、つまり使える、だけではなくていかにICTを使うことで生徒の学習効果を向上させることができるのか、ということを考えてきたことにあります。

Microsoft Teams for Education でも使えるReading Progress(音読の練習)という機能ですが、音読の正確さを、生徒が収録したビデオや音声を基にAIが評価して、発音などの正確性のフィードバックを採点して返してくれます。学校でも自宅でもパソコンさえあれば音読の能力の判定が素早くできます。先生はさらに必要に応じ、追加のアドバイスをしていくという形の学習指導が可能になります。

3つ目は最初にもお話したウェルビーイングです。学習効果だけではなくて、心身ともに健やかな感じで勉強できるかというところです。インクルーシブな教育は、マイクロソフトが元々ずっと実現したかったことです。児童・生徒たちが多様化していく中で、できる児童・生徒だけが ICT を使えるということではありません。

むしろ教室の中に入り込むのが難しいとか、あるいは通常の紙の文字だけではなかなか集中ができないといった、自分を表現しにくかった児童・生徒が、ICTを使い、Microsoft 365 Edcuation を使うことによって、より参加しやすいとか、自分の考えていることを表現しやすくなることが大事です。

更に、日本での学校教育でも多言語対応というニーズが非常に高まってきていますが、元々Windows とOfficeはAIを使った多言語対応が標準搭載されております。そのため日本語が第一言語ではない生徒さんたちも授業に参加できるようになり、先生が言っていることを文字情報に置き換え、それをツール側がAIを活用し自動翻訳を行い、別の言語で表示できるようになっています。

そして4つ目は学習のデータ化。ICTを活用することで様々なデータが蓄積されていきます。今後はそのデータを活用していく方向へと進んでいきます。ICTの活用状況を可視化して学習の深度を測ることができるようになったり、日常的に使われているかや、児童・生徒はどういう状態で学習に臨んでいるかを可視化して、教員が生徒に対して必要なアクションを瞬時に取ることができるようになったりしていきます。
入り口のデータ利活用から最終的に予測モデル間での提供、たとえばこの生徒は今、学習にはついていけていないから、特別な指導をしていこうなどという判断材料として活用することができるようになります。このことは、将来的に日本の公教育の目指しているところです。
データはクラウドでしっかり管理し、クラウド上に蓄積していくということも、実はもう自治体によっては実現しはじめているところが出てきています。
マイクロソフトのクラウドサービスを活用して、様々な学習データログを選択して収集し、それらの情報を分析し今後とるべきアクションを検討することができます。この点もマイクロソフトの強みだと思います。


「Microsoft Education が目指す児童・生徒主体の学びと教育変革」セミナーで伝えたいこと

Q.EDIX東京(5月13日(金)11:45~12:30)、EDIX関西(6月16日(木)10:00~10:45)では、中井さんの特別講演が行われますが、ここではどういったお話を聞かせていただけるのでしょうか?

世界で具体的に実現されてきている教育の実態についてをお話ししたいと思います。また、GIGAスクールで1人1台が実現できたことは、日本にとって本当に大きな進歩でした。
そのためセミナーではセキュアな環境での学習、セキュアなクラウドの学習環境の事例をご紹介したいと思います。また児童・生徒たちがウェルビーイングの環境で学習できているというところと、インクルーシブ教育についても触れさせていただきます。
今回の講演の中では日本の国内の事例を踏まえて、具体的なお話をさせていただきたいと思います。

それらは決して、特別な自治体さんだから目指せるものではなく、GIGAスクールで端末が導入されて、かつ Microsoft 365 Education ベースでの学習環境をこれから更に強化していこうという、すべての自治体や学校の皆さん向けです。自分の自治体や学校でもできると思っていただけるような汎用的な事例をいろいろとご紹介したいと思っています。


先生方の好奇心をくすぐるようなブース展開

Q.今年のEDIXのマイクロソフトブースのみどころは何でしょうか?

先程ご紹介しました、Reading Progressや、イマーシブリーダーなど、学校でどのように使えるのか、マイクロソフト、パートナー企業とともにデモを交えたご紹介をいたします。
また、日本中でテーマとなっております多様な学び方や、多様性、ダイバーシティやインクルーシブというテーマに関して、先行して実践しているマイクロソフトが、どのように取り組んできているのかについてもご紹介いたします。その他にも、ブース内でもさまざまなテーマでミニセミナーを行っていく予定です。

SurfaceのフルラインナップやWindows 搭載PCの学校向け最新モデルも展示いたしまして、実際に触れて体験いただけます。日本でGIGAスクール向け端末をご提供頂いている9メーカー様にも協力いただいています。
今回は、株式会社大塚商会と、Sky株式会社のミニブースも、マイクロソフトブース内に設営いたします。実際に来られたお客様に対し、ソリューションを実際に見せるところからご提案をするところまで、一気通貫してご案内できるようなブースの構成となっています。

また今回のコンセプトとしましては、先生自身が学んでいただくことで、先生自身の探究的な学び、好奇心をくすぐりたいと思っています。そのため製品の展示も行いますし、実際に校務や授業でどのように使われているかという事例をベースにしたデモンストレーションを体感いただき、各種デバイスにも直接触れていただけるように準備をしています。


次の世界の教育を体験して欲しい!

Q.最後に本記事をご覧いただいている学校・教育関係者、EDIX来場予定の方に一言お願いいたします。

今、マイクロソフトの教育のテーマはウェルビーイングを実現する教育ということで、ICT だからこそできることがあると改めて実感しております。
もちろん学習効果、その児童・生徒たちのアカデミックな目標達成だけでなく、ICT を使うことによって、このようなコロナ禍におけるハイブリッド教育でも、より先生と生徒がつながる、あるいは生徒たちが自分の感情をきちんと出せるようになると思います。

ICT を使うことによって幸福感の高いウェルビーイングに到達するという、そのような学習ができるよう、Microsoft 365 Education で最適な環境と機会のご提供を目指しています。

そのため講演でもその点をしっかりとご紹介したいと思いますし、ブースでも同様に、どのようにマイクロソフトはパートナー様と一緒に新しい学びのプラットフォームを実現しようとしているのか、について見ていただきたいと思っています。

またデバイスを活用する・使うだけではない、次の世界の教育についてもぜひ見ていただきたいです。

オンラインではない対面のお客様とのお話は大変参考にになります。ですから、私たちの取り組みを楽しみに来ていただけるお客様とはしっかりお話をして、声を聞いて、さらにいいものをご提供できるようにしていきたいと考えています。

今回のブースのテーマは、「あなたの学びが未来をつくっていく」です。「あなた」は今回、先生方、教育関係者の皆様です。
 

これから新しい学びを一緒に創っていただく皆様とともに、新しい学校や学びの形を模索し、学び、共有していけたらと思っています。
たくさんの情報をご用意して未来だけでなく、今日や明日からすぐに使えるノウハウなどもご紹介しておりますので、ぜひ当日は会場にお越しいただければと思います。


<EDIX開催概要>

■東京展
会期:2022年5月11日(水)~13日(金)
会場:東京ビッグサイト 西展示棟
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■関西展
会期:2022年6月15日(水)~17日(金)
会場:インテックス大阪
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EDIXとは
学校・教育機関、企業の人事・研修部門など教育に関わる方に向けた日本最大の展示会です。
年に2回、東京・関西で開催をしています。
 

来場に興味のある方は下記から詳細をご確認ください。